この記事では、2013年5月17日にテキサス州ヒューストンにて開催された、NWA Houstonのイベント "Shut up and Wrestle !!!"の観戦記(その4)を書いています。


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ヒューストン在住のプロレスオタクが、NWAを見に行ったお話の第4段です。よろしければその1その2その3もご覧ください。小出しにしてきましたが、今回は休憩明けからメインまでの3試合をお届けします。

【第5試合】 NWA World Women's Title Match: Kacee Carlisle defends against NWA Lone Star Women's Champion Barbi Hayden

NWA世界女子王座戦。バービーとケイシー(王者)による試合。

後で分かったんですが、バービーはカーソンの奥さんなんですね。しかも、結婚してからレスラーになったらしい。

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バービーは犬かなんかのぬいぐるみをかぶって登場。ちょっとぶりっ子系のキャラなんでしょうか。とはいえケイシーが容姿・性格ともにヒールなキャラなので、バービーが全面的な支持を得ていました。

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チャンピオンベルトを誇示するケイシー。普通の会場ならその動きで問題ないけど、この会場は天井がへこんでいるので、それだとお客さん見えていないとおもいます。

女子レスラーって、WWEのディーバ系(試合はそんなにできない)とそうでない系に分かれるような気がしますが、この2人はそれなりにレスリングできていました。

前半はバービー押されていたものの、バービーが好機を生かしてトップロープに上がったところで、突如控え室からモダンデイヒーロー、ケビンが登場。


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トップロープに上がっているバービーと何やら会話をはじめます。介入するな、とアピールしているようにも見えましたが何も聞こえません。

そしてあれこれあってバービーはバランスを崩してロープから落下。ここでレフェリーがセコンド介入による無効試合を宣告しました。ルール上、無効試合なのでベルト移動はなしで、ケイシーは防衛する形となりました。


ここで怒って乱入してきたのがカーソン。マイクを持って「お前らは、俺の試合を妨害した。俺のワイフの試合も妨害した。もう許さん!次の試合で、お前ら3人を相手にする。俺のトモダチを2人連れてくるぞ!」と叫びます。 そしてコミッショナー?が現れて、次の試合(160キロくらい離れた街で翌日開催)で女子王者戦の再戦、次回ヒューストン大会で、カーソン&x&xx組対ケビン一派(ケビン、乱入してきた2人)の試合を宣言しました。いったい誰が来るのでしょうか。
(団体事情に詳しくないのでまったくドキドキしません。)


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【第6試合=セミ】NWA Lone Star Jr. Heavyweight Title Match: Newly crowned Ray Rowe defends against the debuting John McChesney.

セミファイナルは、NWAローンスターJr王者戦。ローンスターというのはテキサス州のシンボル(州旗)なので、NWAの地方王者ということでしょうか。


ちびっ子たちのひときわ大きな声援を浴びて、顔をバンダナで隠した選手が登場してきました。チャンピオンのレイ・ロウです。ジュニアとは思えないがっちりした体格の選手で全身に刺青しています。


セミに出てくる王者だけあって、声援がすごい。オーラが漂っています。…とおもったら、この人さっき売店でニコニコしてたおじさんでした!試合が始まるとまったく別人です。そしてセコンドには先ほど売店で一緒だった女性を同伴しています。この方、いわゆるディーバで、なんとレイ・ロウの奥さんなんだそうです。なんと!

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客席に見えるよう、低い位置でベルトを掲げます。正解!



対するは、チェスニー。体格面でレイ・ロウにだいぶ見劣りする、小悪党的なキャラです。 私の斜め前に座っていた小太りの少年は熱狂的にレイ・ロウに声援を送っていましたが、その後ろに座っていたうるさめの男性2人組(ちょっと斜に構えてるかんじのプオタ)はチェスニーをとにかく応援するので、ときどき激怒して振り返って文句を言っていました。(少年の母親が都度フォローしてました。)

 オタ:チェスニーやっちゃえ!
 少年:なんてこと言うんだよ!ロウが負けるわけないだろ
 母親:ごめんなさいね、この子マジでロウ好きなのよ

・・・的なやり取りとみえました。オタも母親もだいぶビール飲んでて、あんまり微笑ましい光景ではありませんでした。


試合が始まると力でまったく適わないチェスニーがひたすらおいこまれます。何度チョップを売っても一発で形勢逆転されます。場外で打撃食らってゴミ箱に頭から突っ込むなどという名バンプも飛び出しました。

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そんなこんなで追い込まれていたチェスニーですが、小ずるい反則技で立場を逆転、レイを追い込みます!しかし、レイも王者の意地をみせ、反撃にでて、チェスニーは再度追い込まれる。しかしここでヘタレキャラとは思えない驚異的な粘りをみせ、何度もキックアウト。最後はレイロウのフィニッシュホールド(バックをとって軽く上にホイップして、落ちてきたところに膝を入れる、バックブリーカーとgo2sleepを足したような技)に沈む、という中々に盛り上がる試合でした。

レイロウは体型や、真っ向勝負を挑むところや、なんともいえないオーラがあって、まさしく正統派ベビーという印象でした。こういう人が絶対エースに君臨するのは良い事です。入場時のバンダナやら全身のタトゥーなど、ちょいワルなイメージがあることも、ちびっ子の人気の秘訣だと感じました。
ただ、当ててるだけのラリアットや、全然似合わない蹴り技を繰り出すことがあるなど、身の丈にあっていないムーブも多い事が気になりました。

一方でチェスニーは途中でレイロウの奥さんを盾にしたり、ロープをつかみながらの足四の字をしたりという小ずるい殺法や、ものすごい受けっぷりで、こりゃプロレスオタク受けがよいなあ、と言うキャラでした。

試合後Ausom mutch(すごい試合!)チャントが湧き上がり、まさしく熱戦・好試合でした。




【第7試合=メイン】NWA Lone Star Heavyweight Title Match: "Godzilla" Jax Dane defends his title against Lance Hoyt/Archer

こちらもNWAのローンスターヘビー級王者戦。セミが熱戦だったことから、めちゃくちゃ期待が高まるメインです。

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王者のゴジラことジャックスデーンはあんまり特徴が無い感じ。服装もなんだか中途半端。


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アメリカンサイコ、ランスホイトは、寡黙で危険な人というよりも売店の好青年ぽい笑顔の印象があるので、ちょっと悪役ぽくないかも。フード被って頑張ってはいます。

試合前にランスがマイクアピール「俺は新日本で何万人もの観客の前で戦った。(東京ドーム大会のことでしょう) こんな会場に来るのは金のためだけだ」的な、けっこう本気で反感買いかねないアピール。不幸なことにマイクが不調で音声が途切れ途切れだったこともあって、客席はしらけ気味。この日のランスはナチュラルヒールになってしまいました。やる事なす事にブーイングされる、というよりも、叫び声を(悪意をこめられつつ)真似されたり、なんとも残念な感じ。

試合の方もあまり記憶に残っておりません。たぶんどちらもあまり上手なタイプではないのか、セミの熱戦のあとだと、なんとなく間延びした空気が漂っていた記憶があります。 そして、試合は唐突にフィニッシュを迎えます。

突如第2試合に出ていた"カウボーイ"ジェームズクラクストンが乱入し、試合は無効試合、王座は防衛に。

翌日の試合の前振りだったのでしょうか。 試合後は、次回のヒューストン大会(6/21)の告知と、翌日開催されるサンアントニオ大会の告知などがアナウンスされました。よく聞こえませんでしたが、今度の大会にはスコットスタイナーが参戦するみたい。まだやっていたんですね!

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終わったのは22時15分。3時間45分の興行だったけど、開始が遅いので、けっこうな深夜に。。。夜の高速を飛ばして帰宅でした。


NWAヒューストンはヒューストンで月1回しか試合がないので、みなさん普段は何をされているのか心配になりましたが、翌日には隣の大都市サンアントニオで試合があったり、定期的にテキサス各地で試合があるようなので一安心しました。

価格も場所も時間も手頃なので、次回の6月大会も観戦しようと思います。ちょうどヒューストンにいるから見たい!という奇特な方がいらっしゃいましたらコメントください。心にとどめておきます。

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