プロレスに日本の未来を託すブログ

日本経済復興のカギは、プロレスにある!プロレスに学ぶ、ビジネス論をお届けします。

カテゴリ:米インディー

この記事では、イッテンヨンに凱旋帰国が予想されていた、新日本プロレスのある若手レスラーの近況について書いています

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先日、イッテンヨン直前、あの人はいま?という記事を書きました。新日本プロレスのヤングライオンで、現在海外武者修行中の渡辺高章選手の動向を最近聞かない。2015年のお正月に、新日本プロレスに凱旋してくるのでは!という飛ばし気味の記事でした。

実は、年末に日本で彼をみかけた、という話を聞いていたので、想像力を膨らませて書いた記事だったのです。しかし、実際はドーム大会はおろか、翌日の後楽園ホールにも現れませんでした。


それどころか、私が記事を書いた直後に、こんなツイートを発見してしまいました。


 ニュージャージー州に住む女子プロレスラーの坂井澄江選手のツイートです。

@THEdavidfinlay@njpwwatanabeTと私(坂井選手)への2015年の出場オファーを受け付けているので、こちらのメールアドレスまで!」

選手兼、若手選手たちのマネージャーみたいな役割もしているようです。

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THEdavidfinlayというのは、ディビッド・フィンレーという若手選手で、WCN(スマッシュ)やWWEに出場していたデイブ・フィンレーの息子です。njpwwatanabeTは言わずもがな、渡辺高章選手です。

※余談だけど、渡辺選手クラスの若手でもTwitterの公式アカウントになってるんですね!

 と、いうわけで、帰国どころか、2015年のアメリカでの試合オファーをガンガン受け付けている渡辺高章選手。凱旋帰国はもっと先の事になりそうですね!


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この記事では、アメリカテキサス州を拠点とするNWA加盟団体であるNWA Houston(NWAヒューストン)が消滅したことについて書いています。

LoneStarChampionshipWrestling


当方は、テキサス州ヒューストンに1年間暮らしていました。そこにはNWA Houston (NWAヒューストン)というNWA加盟のプロレス団体(promotion)があり、新日本プロレス勢が海外遠征もしていました。

NWA Houstonは、Tony Brooklynというプロモーターが仕切っていて、毎月1回、300人ほどの会場で地元レスラーによる興行を開催していました。新日本プロレスにも参戦したビッグダディ・ヤムヤムことByron Wilcottや、"Godzilla"ことJax Dane(ジャックス・デイン)がほぼレギュラーとして参戦しており、NWA王者ロブ・コンウェイ(Rob Conway)や、ランス・アーチャー(Lance Hoyt)など、日本でも名高い大きくて動ける選手も数多く見る事ができて、中堅インディー団体という印象でした。

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NWA Houstonは消滅してしまったの?

私はヒューストンには1年しか住んでいなかったけれど、地元のプロレス団体、ということで私はNWA Housotnを応援する意味も込めて、団体のfacebookページをフォローしていました。毎月の試合告知が目に入るようになりました。しかし、このたび、知らないプロレス団体のfacebookページが私のタイムラインに表示されていました。

LoneStarChampionshipWrestlingLogo

良く読むと、「NWA HoustonはこれからはLone Star Championship Wrestlingとしてやっていくよ」という趣旨の事がかいてありました。

新しく設立(名前を変えた)された団体は、Lone Star Championship Wrestling (ローンスターチャンピオンシップレスリング)

長いし分かりづらいけれど、ローンスターというのはテキサス州のシンボルなので、テキサスの人はこの名前を聞くと「地元の団体なんだろうな」と思うはずです。ヒューストン(実際には近郊なんだけど)の名前は外してしまったのですね。

ウェブサイトも、旧NWAヒューストンとは別ドメインにしたようです。

http://lonestarwrestling.com/

(旧サイトのnwahouston.comはここに自動で飛ばされるようになってました)

About Usを読むと…

In March of 2011, Chris Ronquillo (aka Tony Brooklyn) formed and organized Squared Circle Entertainment LLC, for the purpose of promoting live wrestling events. Lone Star Championship Wrestling was originally branded as NWA Houston, but with an eye for the future, Ronquillo terminated the affiliation with the National Wrestling Alliance in November 2014. Since our debut in April of 2011, Lone Star Championship Wrestling has consistently promoted and presented Texas’ top pro wrestling events. Most live events draw standing room only crowds. Visit our web page for event information.


(訳)2011年3月にTony Brooklyn(本名クリス・ロンキーロ)がSquared Circle Entertainment LLCというプロレス興行団体を設立した。当初はNWA Houstonという名前で興行をしていたが、将来に目を向けた結果、興行主のロンキーロはNWAとの契約を2014年11月に終結した。2011年4月の旗揚げ以来、ローンスターチャンピオンシップレスリングはテキサス州イチのプロレス興行を提供してきた。ほとんどの興行は満員立ち見続出である。興行の情報はウェブを参照のこと。



NWAから脱退して何が変わったの?

NWAって、WWEとか新日本プロレスのような団体ではありません。日本に無い概念なのでわかりづらいけれど、個々の団体が加盟する「同盟(Alliance)」です。昔日本で立ち消えたグローバルレスリング連盟(GPWA)みたいなものです。

NWAに参加していると、ハクのあるNWA選手権試合をやることができるのだけど、殆どの場合、NWAの名をつけた地元ベルト、例えばNWAテキサスベルト(名は架空)を巡ったストーリーが展開されます。

NWA Houstonも殆どの試合が、NWA Lone Star王座(ヘビー、ジュニア、タッグ、女子など)がらみなので、ベルトの価値ってかなり低いです。1-2年の選手も軒並みベルト保持者。これがNWAを脱退すると、NWA Lone Star王座がLone Star王座に変わるようです。

参戦選手の顔ぶれは、NWAにプロテクトされている選手がいるのかと思ったけれど、特に変化はなし。

NWAだから見に来ていたお客さんというのは少数でしょう。広大なアメリカかつ、裕福ではない人がファン層であるインディープロレスなので、車で来られる範囲の人しか見に来ていないはずです。と、いうわけで、NWAじゃなくなったからといって、観客動員に影響があるとは思えません。ライセンス料とか払っていたのなら、その分コストがかからなくなるのかもしれません。

と、いうわけで、NWAヒューストン改めLone Star Championship Wrestlingの門出を応援したいと思います。第1回の興行は、2015年1月17日です!


そういや、昨年の半ば頃に、Tony氏がプロモーターの縄張りについて罵詈雑言を吐いていたけど、このことだったのかな。近くにNWA加盟団体が出来て、NWAを追い出されたとかなのかしら。

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