この記事では、テキサス州で活動しているアメリカのインディー女子プロレスラーであるペイジ・ターナー(Paige Turner)選手をご紹介します。


渡辺高章選手が出場していたInspire Proの試合紹介を見て以来、凄い気になっていた女子レスラーがいます。Paige Turner(ペイジ・ターナー)という選手です。


これがPaige Turner選手の写真です。

白シャツにタータンチェックのセーターとミニスカートにハイソックス、そして黒ぶち眼鏡という出で立ちですが、これ、私服姿じゃなくて全部プロレスの試合コスチュームです。(眼鏡はさすがに外すけど)

どこまでがギミックなのか分かりませんが、彼女は普段は図書館で働いていて、パートタイムでプロレスをしているとか。FacebookのPaige Turnerのプロフィールを見ると、イリノイ大学で図書館学(Library Science)を学んだそうです。2012年から、テキサスのダラス近くのインディー団体であるMPXレスリングを拠点に活動しているようです。

そんな彼女の試合動画が、公開されていました。新日本プロレスの渡辺高章選手が出場したInspire ProのThe Ecstasy of Goldという大会(2014/1/5)です。

動画自体は大会を全収録しているため3時間超です。Paige選手の出番はちょうど30分からです。

こちらが試合動画。Inspire Proでは女子はXX部門(XX division)と呼ぶようです。


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【試合展開のご紹介】
動画見るのめんどくさいという方に文字で解説をしておきます。

先にPaige選手が入場してきます。眼鏡をかけて本を抱えながらの入場で、図書館キャラを推してきます。リングサイドの人に本を渡していますが、これは次の試合の伏線だったようです。そして自分のコーナーに本と眼鏡を置きます。

文系キャラということでひ弱な選手だと思っていましたが、どっしりとした体格でした。この日の対戦相手のClaudia(クラウディア)選手と比べると重量感があります。

図書館キャラなので、大声で彼女に声援を送る観客に対して「シー、静かに」と言っています。図書館だからお静かに、ということですね。試合中も図書館員らしく騒がしい観客を静かにさせようとしていました。悪のりした観客は"Let's be quiet"(静かにしろ)チャントをしてました。ただ、終盤には倒れている相手を大声で罵倒するなど、図書館員らしくない姿も見せていました。

試合はまだまだ未熟で、技は基本的な技やセントーンを使っていました。攻めはともかく受けとか特にモッサリしています。ただ、ふてぶてしい立ち振る舞いなどは立派だな、という印象でした。

試合は、相手のムーンサルトをかわして自爆させ、ネックハンギング・ボム(実況曰くチョークボム )で勝利してしまいました。

そして、勝利した後は、自コーナーに置いてあった本(The New Book of Knowledgeというタイトル)を開いて対戦相手の顔面をそこに叩き付ける、という乱暴なことまでしていました。もっと本を読め、ということなんでしょうね。


というわけで、スキルはまだまだですが、ギミックは超一流なペイジ・ターナー選手の今後に期待していきたいと思います!


彼女のTwitterアカウントはこちらです。ペイジ・ターナー・シーッ!

10 AM
https://twitter.com/PaigeTurnerShhh
まだフォロワーが148人しかいませんが、要チェックかもしれませんよ!

なお、リングコスチュームは生足ではないのでお間違いなきよう。肌色のタイツみたいの履いてるようです。



もう1つペイジ・ターナー選手の動画がありました。

2012年のMPXの試合です。まだキャラが作り込まれていない印象です。女子王座も獲得しているようですが、アメリカンインディーの女子はベルトの数に比べて選手層が薄いので、王者とはいえまだまだ発展途上の選手といえましょう。

というわけで、変わり種女子レスラーであるペイジ・ターナー選手をご紹介いたしました。


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当ブログ筆者は、小学生の頃、図書館司書になりたかった。 

図書館司書モノってジャンルがある?



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