この記事では、2014年6月21日(土)で開催された新日本プロレス大阪大会「Dominion」の観戦記をお伝えします。まずは前半です。

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新日本プロレスの夏の大阪ビッグマッチDOMINION 2014が2014/6/21に開催されました。私は横浜在住なので生観戦する気はなかったのですが、家から行かれる距離のイオンシネマで「ライブビューイング」が開催されていたので、観戦してきました。全試合の感想を書いています。まずは前半5試合です。

第1試合:60分1本勝負 IWGPジュニアタッグ選手権試合

アレックス・シェリー &○KUSHIDA (チャレンジャーチーム) 

×ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン(第37代チャンピオンチーム)
 [16分50秒]ホバーボードロック  ※KUSHIDA&シェリーがジュニアタッグ王座奪取 


スーパージュニア準優勝も人気急上昇で王座奪回の期待が高まるKUSHIDA組。試合の前半はチームワークでヤングバックスを圧倒します。しかし王者組はシェリーの痛めている肩を集中攻撃します。しかし、痛みに耐えたシェリーも合体技を繰り出し、見た事もないような合体技の攻防の末、KUSHIDAがホバードロックをやや強引な形で決めて、念願の王座奪取でした。

もう、すごいのなんのって。第1試合かつ映画館とは思えないくらい会場は盛り上がってしまいました。第1試合にして、年間ベスト試合の候補です。

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第2試合:30分1本勝負

○内藤 哲也

×タマ・トンガ
[08分13秒] スターダストプレス→片エビ固め

昨年のG1覇者ながら、最近ビッグマッチで負けが混んでいる内藤がいきなり第2試合に登場します。トンガのトリッキーな動きに翻弄されながらも、スターダストプレスで危なげなく勝利を収めました。うーん、動けるヘビーの試合ということで、ジュニアのスピーディーなタッグの次に見るには厳しいかな。フィニッシュも内藤の悪い癖で、唐突な感じが否めませんでした。


第3試合:30分1本勝負

×本間 朋晃 &永田 裕志

柴田 勝頼 &○後藤 洋央紀
[11分20秒] 裏牛殺し→片エビ固め

永田と柴田の遺恨勃発で注目が高まる一戦。2人のやり取りは激しかったのですが、歓声を浴びたのは本間でした。柴田と激しくやり合いながら、エルボーで突然ノックアウトされ、しばらく倒れっぱなしになる本間。しかし息を吹き返し、小コケシを炸裂させて嬉しそうな本間。口の中を切りながらも奮闘する本間。コケシはやっぱりかわされる本間。裏牛殺しに沈む本間。(その間、柴田と永田はリングそっちのけでやり合い、バックステージまで乱闘していってしまった)

第4試合:60分1本勝負 NWA世界タッグ選手権試合

○小島 聡 &天山 広吉(チャンピオンチーム)

×デイビーボーイ・スミスJr. &ランス・アーチャー(チャレンジャーチーム)
[15分26秒] ラリアット→片エビ固め※天山&小島が3度目の防衛に成功

なんというか、もう・・・この組み合わせ、おしまいにしませんか?既視感ばっかり。いつの間にか眠りに落ちていて、時折巨漢コンビのとんでもない技に目を覚ますんですが、やっぱり寝ていて、気づくと小島が勝利していました。


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第5試合:60分1本勝負 IWGPジュニアヘビー級選手権試合

○飯伏幸太(第67代チャンピオン)

× リコシェ(チャレンジャー/BOSJ XXI優勝者)
[13分37秒] フェニックス・プレックス

ライブビューイング会場で一番注目を浴びていた一戦です。

白いコスチュームに身を包んで、大きな歓声のなか入場するリコシェ。飯伏とコスチューム被るかな、と思ったら、飯伏は青と白のツートンカラーの新コスチュームで入場してきました。どちらもすごい会場人気です。「リコシェ」と「イブシ」の音が似ていて、どちらに声援が多いのかわかりませんでしたが、何となく「リコシェ」コールが多かった印象です。神戸を拠点とするドラゲー参戦ということもあるのか、Best of Super Juniorの試合がよっぽど支持されたのでしょう。
真っすぐなファイトスタイル、スラットした身体と真っすぐな瞳が、外国人レスラーながら人気を獲得しそうだな、と感じました。

試合はもう、本当に凄かった。ゴング直後の攻防はとにかくかわし合い。お互いにキックと空中戦を得意とすることもあって、合わせ鏡のように攻防が噛み合います。その場飛びのシューティングスタープレスとか、その場飛びのカンクーントルネードとかがサラりと出てきます。

そして、会場の度肝を抜いたシーンが連発します。

まず、ダメージを受けて場外に出た飯伏をリング中央から睨みつけるリコシェ。飛び技か、と思うと様子がおかしい。ロープ越しではなくて、コーナーの支柱越しに睨んでいるんです。予感は的中です。リング内から助走をつけた、鉄柱越えのノータッチトペが、飯伏に炸裂です。すげーとしか言いようが無いです。

続いて、コーナーに上ったリコシェを飯伏が迎撃し、エプロンサイドからスワンダイブでフランケンシュタイナーを炸裂!これだけで凄いんですが、リコシェはなんと、そのまま1回転して着地してしまいます!「えええっ!」と観衆どよめきます。

その後もハイキック(リコシェのペナドリラー)を巡る攻防や、飯伏の怖い打撃連打が続きます。飯伏の渾身のラリアットやシットダウン式ラストライドも決まらず、この試合は決まるのだろうか、というところで、飯伏がリコシェを再度パワーボムの要領で担ぎあげました。ああ、ついに新日本でもこの技を出す日が来たんですね。一昨年のDDT日本武道館大会でケニー・オメガ相手に放って以来封印されていた、あの技です。パワーボムの体勢のまま手を折り畳み、ジャーマンの要領で後ろに投げる最終技、フェニックス・プレックスです。こうして激戦は飯伏の防衛で幕を閉じました。第1試合も凄かったけど、この試合はもっと凄かった。

互いを讃え合う試合後のやり取りにもジーンとしてしまう、本当に素晴らしい試合でした。休憩前にして、入場料の元を取ったな、と思いました。

で、休憩か・・と思ったのもつかの間、怒濤のG1クライマックスの出場者と主要カード発表が行われ、開幕戦からAJスタイルズ対オカダとか、夢のようなカード連発で、胃もたれしそうになりました。

休憩後の4試合の様子は、その2でお伝えします。

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昨年のDominion。オメガに放ったフェニックス・プレックスは飯伏DVDのDDT版に収録されてます。生観戦してましたが「オメガが壊される!」と本気で心配になりました。


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