新日本プロレス、2014年春の両国大会、INVASION ATTACK を見た感想をお伝えします。最終・第4弾として、セミとメインの感想を書きました



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2014年4月6日(日)に東京の両国国技館で開催された、新日本プロレスのビッグイベント、INVASION ATTACK 2014を妹夫妻と観に行ってきました。第1弾第2弾第3弾に続いて、最終回である第4回をお届けします。第8試合(セミ)と第9試合(メイン)の感想です。



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Invasion Attack 第8試合(セミ) IWGPタッグ選手権試合

[第64代王者組]カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ
vs
[挑戦者]後藤洋央紀&柴田勝頼



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そこまで悪い試合ではなかったと思います。ただ、前の試合が素晴らしすぎたので、テンポが悪くて散漫な印象を受けました。スタイルの違いもあるので、試合順が悪かったとしかいいようがありません。ギャローズが試合が進むに連れてどんどん顔が赤くなって行くこと、顔面のペイントがだんだんはげていくこと、腰に下げたバンダナがちょっと可愛らしい事、アンダーソンのニールキックやガンスタンのキレがめちゃくちゃ良かった事が印象に残っています。

18分31秒、柴田が場外でダウンしている間に、合体技マジックキラーからのエビ固めでアンダーソンが後藤から勝利しました。



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第9試合(メイン) IWGPインターコンチネンタル選手権試合

[第7代王者]棚橋弘至
vs
[挑戦者/NEW JAPAN CUP 2014優勝者]中邑真輔

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オカダ人気もすごかったですが、中邑の人気って本当にすごいですね。独特の雰囲気があるので、入場したら両国はすっかり中邑ワールドでした。両者入場後、場内は中邑コール一色になっていたような気がします。この圧倒的なアウェーの状況を棚橋は打開できるのだろうかと思いました。しかし、ダテに新日本のエースを名乗っていませんね。執拗な足攻めで、棚橋は完全に試合の雰囲気を自分のものにしてしまいました。

ただ、この足攻めがちょっと長過ぎた。試合の8割くらいは中邑がゴロゴロしているのを見続けていたような気がします。そして唐突にボマイェでフィニッシュ。私はよくわかっていなかったのですが、左足を攻められていた中邑が、起死回生、幻の右ヒザでのボマイエを使った、ということだったようです。ちょっとそこまで読み取れなかった。。

26分49秒、ボマイェからの片エビ固めで中邑が勝利。IC王者を奪回しました。



試合内容はちょっと単調だったのですが、勝利してマイクをとった中邑はさすがのオーラでした。場内湧きまくり。おまけにグレイシーと桜庭まで乱入してきたのに「やってやるし組んでやる。でも今日はおひきとりを」と見事すぎる返しです。最後に白い紙テープに包まれるころには、マイクの余韻でとても満足していました。


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紙吹雪。うまく撮れなかった。

というわけで、楽しい興行でした。ベストは石井対内藤、裏MVPはブルースサープ会長です。
終わってみると、Invasion(侵入)してきたのは、試合後乱入したAJスタイルズくらいでしたね。外敵であるNWA勢はベルト撮られたし、デビットは改心したし、グレイシーもほとんどクレイジーに翻弄されてたし。所属選手が充実している以上、Invasion Attackという大会名は意味をなさなくなってきたかもしれませんね。



余談:試合中の控え選手の立ち振る舞いに関する考察

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そういえば、私の席って、青コーナーに控えている選手がすごく邪魔になる席だったんですよ。ただ、意識して見ていると、ほとんど全ての選手が、控えている間も絶えずポジションを入れ替えていました。コーナーの右側に立っていたかと思えば、すぐに左側に移動したり。直立不動でコーナーの片側に立ち尽くして観客の視界を遮る、というレスラーは皆無でした。これ、レスラー達にうるさく指導しているのではないかな、と感じました。なお、唯一動かなかったのは、デカくてノロそうなファレやギャローズ、ではなくて、柴田でした!たぶん集中しすぎていたんだと思う。



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