この記事では、2014年10月13日(月、祝)に東京の両国国技館で開催された新日本プロレスのビッグマッチ、KING OF PRO-WRESTLINGの観戦記を書いています。中盤戦第5,6試合です。タッグ王座戦がすごいことになりましたよ。

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新日本プロレスのキングオブプロレスリング両国大会(2014)の観戦記を書いています。序盤はやっぱりこんなものかな…というビッグマッチ特有のサクサク進むアンダーカードでした。中盤に組まれているIWGPのJr.タッグ王座戦の出来具合いが気になる所です。

 

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新日本両国大会 第5試合:IWGP Jr.タッグ選手権 3WAYマッチ

(王者組:タイムスプリッターズ)アレックス・シェリー&KUSHIDA

(挑戦者組:フォーエバーフーリガンズ)アレックス・コズロフ&ロッキー・ロメロ

(挑戦者組:ヤングバックス)ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン

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中だるみしてきた興行のアクセントとなって欲しい試合です。

3WAYとうたわれているものの、フォーエバーフーリガンズはコーナーに控えて参戦せず、タイムスプリッターズの激しい攻撃に耐えかねたヤングバックスが助けを求める形でタッチしてからのリングイン。これは常時2チームしか試合権の無いスタイルなのか?最後まで曖昧なままでした。

フーリガンズの試合は恐らく初めて見ました。ロメロが確保した相手に対してコズロフが合体攻撃しようと過剰なロープワークするのでロメロがキレて、イザコザ起こすけどハグして仲直り…というダチョウ倶楽部的なやりとりがあったり、ロープにふられたけど、ロープに挟まってフェイントしようとしたら、すぐに見つかってヤングバックスのダブルドロップキックの餌食になったりと、色々笑いました。

ヤングバックスとタイムスプリッターズは相変わらず早すぎてもう何が何やら。珠玉の時間を満喫しました。最後はKUSHIDAが決めて王座防衛。


なお、試合中に、場外にいる相手に1人ずつトペを見舞って行く、という団体戦特有の流れになり、最後に飛ぶキャラとは思えないコズロフがすっごい頑張って飛ぼうとして、足を引っかけて転落、、という流れがあって、「ヒヤヒヤした」という人がいましたが、現場で見ている限り、高度に計算された意図的な失敗に見えました。(ロープにしっかり足を絡ませて飛んで、しっかり相手が身体を受け止めていたので、安全に見えた。) その後もコズロフは動いていたので大丈夫だったのでは・・


ここで15分の休憩です。特筆すべき出来事はなしでした。

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新日本両国大会 第6試合:IWGP Jr.ヘビー級選手権

(第69代王者)田口 隆祐 対  (チャレンジャー)エル・デスペラード

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第69代をネタにした、マジで酷すぎる田口の下ネタにデスペラードが突っ込むというシュールな煽りVに続いて、西側客席よりTAKAに付き添われてデスペラードが入場する。ただ、荒っぽいのと、隣の観客の「タイチじゃね?」という声。

田口は普通に入場。(ツタンカーメンではなかった)

デスペラードと向かい合うと、後ろからもう1人のデスペラードが走ってくる。やっぱり最初のは偽者か。襲撃されて大の字になる田口の前でマスクを脱いだその姿は、タイチ!
(というか、この襲撃、ゴングのだいぶ前にやってたので、変なタイミングだった)


試合はデスペラードが一方的に田口の腰を攻める。しかし、田口がまさかのヒップアタックで逆襲。めっちゃ上手なヒップアタック連発。なぜそのチョイス??その後は前回から使っているアンクルホールドを連発。さらに、心のこもっていない(ように見えた)両腕を上げるポーズからのデビッドオマージュの場外トペを放ったりと、田口は伸び伸びと戦い、執拗なアンクルホールドでデスペラードからタップを奪い、王座防衛。試合後も襲撃を受けて散々ながらも、王者のまま年を越しそうです。しかし、試合後にタカタイチによる一方的な王者への攻撃が延々続き、誰も助けに来ないのでなんだかモヤモヤしました。

※いやあ、この日の田口の試合後のコメントも実にサイテーでしたねえ。どこに向かっているのだ、田口・・


新日本観戦記はその4に続きますよ。

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