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タグ:小島聡

この記事では、新日本プロレスの小島聡選手、獣神サンダーライガー選手が立て続けにNWAベルトを落とした、因縁の場であるCAC(Cauliflower Alley Club)というクラブについてご紹介します。

前回の記事で、ライガーと小島がそれぞれ平日の無料興行でNWA世界王者の座を失ったことについて書きました。その続きです。

ライガー、平日無料興行でNWA王座から陥落|プロレスに日本の未来を託すブログ

ライガーじゃNWA興行の目玉にならないのか?

昔はわかりませんが、NWAって今のアメリカプロレス界でいうと、かなり小さい存在です。私のイメージだと、日本でいう大手インディーのDDT・大日本プロレスよりも小さいです。そんな弱小団体なので、獣神サンダーライガーと小島聡という日本プロレス界のビッグネームを招聘するというのは、NWAにとってはすごいことのはずです。無料興行を平日にやって集客するよりも、興行の目玉にして、大都市・大会場・週末・高めのチケットで興行を行うのが合理的に思えます。

nwacasinoroyale2015
しかし、今年ライガーが参戦した大会、ポスターを見る限り、目玉だらけです。
・元WWEレジェンド、ジェイクロバーツ
・新日含む来日経験豊富なブライアンケンドリック
・"東京モンスター " カハガス (中身は日本人じゃないです)

写ってないけれど、新日本に参戦していたジャックス・ダンも参戦していました。"The Empire"という軍団のスティーブ・アンソニーやマット・リヴィエラもNWAの中では格が高い選手。NWAにとって、これは決して平日興行なんかではなく大イベントだったようです。

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CAC=Cauliflower Alley Club

ようやく本題です。昨年小島聡選手が参戦したイベントと、今年ライガー選手が参戦したイベント、それぞれ共通点があります。 Cauliflower Alley Club(カリフラワー・アレイ・クラブ、略称CAC)のためのイベントということです。

聞きなれない言葉だったのでググったところ、表示された団体のロゴを見つけてすぐに合点が行きました。みなさん、桜庭とか石井慧の耳って想像できますか?レスリングとか柔道の寝技で潰れまくってますよね。ああいう耳を「カリフラワー」というのです。

CAC_logo

カリフラワー・アレイ・クラブとはそういう耳の人たちの親睦組織なのです。 Wikiの言葉をかりると、「北米における元&現役プロレスラーとボクサーのための非営利な友愛団体」です。

毎年1回、主にラスベガスで同窓会的な会合(Reunion)を開き、式典を行って10個ほどの選手を表彰しているようです。(Iron Mike賞、男女レスラー賞、男女引退レスラー賞などなど)

ライガー選手、小島選手が参戦したCasino Royaleという無料興行は、NWAヴァンデッタの興行というよりも、このカリフラワー・アレイ・クラブに集まった古今東西のレスラー達とその同伴者を主なターゲットにした興行なのでしょう。つまり、客席は決して多くはないけれど、見ている人の多くは同業者。

カリフラワー・アレイ・クラブは北米の選手たちの団体ということだったので、日本人からアメリカ人に大事なNWA世界ベルトが戻ってくるということは、彼らにとってとても誇らしいことだったのではないでしょうか。

と、いうわけで年に1回開催されるカリフラワーアレイクラブのイベントで開催される無料プロレス興行に新日レスラーが参戦してNWA王座戦を戦うことは、かなりの名誉である、と考えました。


1992〜2000までCAC会長を勤めたのはこの方。

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この記事では、2014年10月13日(月、祝)に東京の両国国技館で開催された新日本プロレスのビッグマッチ、KING OF PRO-WRESTLINGの観戦記を書いています。序盤戦第3,4試合です。天コジの今後、そして桜庭鈴木の因縁はいったいどうなるのか?

njpw_king_of_pro_wrestling_2014_000


第1試合から盛り上がっている新日本プロレス両国大会、King of Pro-Wrestling 2014ですが、客席はほぼ満員でした。ただ、ところどころ空いているマス席があったり、2階席もチラホラと空いている席があったので、完全に満員ではなく、90~95%くらいの入りだったのかな、と想像します。
(85~90%の入りに見えた2014年春の両国大会INVASION ATTACKよりは入っています)

 
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新日本両国大会 第3試合:NWA世界タッグ選手権

(チャンピオンチーム)小島 聡&天山 広吉 vs  (チャレンジャーチーム)デイビーボーイ・スミスJr.&ランス・アーチャー

njpw_king_of_pro_wrestling_2014_005

単調だと思っていたこの組み合わせだけど、だんだんアーチャーやスミスへの声援が増えていて、見ていてそこまで飽きませんね。少なくともサープ社長を見ていなくても楽しめました。(サープ社長、前の試合で退場も、こっそりと客席に戻ってきていました。今回はどういう意図でKESの応援してるんだ?)

試合終盤に小島のラリアットが天山に誤爆して、天山が場外で戦意喪失。孤立した小島は奮闘するも、ラリアットをかわされて、KESのダブルのパワーボムを喰らい、ピンフォール負けで王座が移動でした。

試合後、誤爆をきっかけに、まさかのテンコジが小競り合いを始め、2人は別々に退場していきました。どうなる、天コジ!


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新日本両国大会 第4試合:タッグマッチ

桜庭 和志&矢野 通 vs 飯塚 高史&鈴木 みのる

njpw_king_of_pro_wrestling_2014_006
飯塚さんは西側マス席後方より登場。私の隣のマス席まで来ました。バラモンと違って害がないので、にこやかに逃げ惑うことができますね。

先発は桜庭と鈴木みのる。みのるは張り手を誘っておいて、桜庭が張り手するとよけてラッシュ。ロープを掴んでも暴行を止めず、レフェリーを突き飛ばし、思わずセコンドのTAKAみちのくが止める始末。それにしてもレフェリーが情けなさ過ぎる。明らかにレフェリー暴行なんだから毅然と反則をとるかしないと。(初心者に説明がつかなくなります)

しかし桜庭がキレて反撃。グラウンドからのサクロックで鈴木を攻めます。今度は桜庭がレフェリーの静止を聞かず、矢野が止めに入る。リング上は矢野と飯塚に変わり、桜庭と鈴木の2人は場外へ。いつものターンバックル剥がしとYTRのポーズをめぐるやり取りの末、矢野が勝利。しかし、鈴木と桜庭は試合そっちのけで延々場外でやりあっています。桜庭退場後も怒りが収まらない鈴木は、ヤングライオンの田中選手をイスで叩く始末です。

…この終わりの無い抗争はいつまで引っ張るんでしょうか・・そろそろ飽きてきてるんですけれど。。

ちなみに、マイペースなモノ同士の対戦ということで、このタッグ(矢野vs飯塚、桜庭vs鈴木)は意外と組み合わせ的には相性がいいのですね。

まだまだその3へ続きます。ここで4試合で1時間でした。次は休憩前のJr王座の3wayタッグ戦です。

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本大会とあわせて昨年の大会もDVD発売中。


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