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タグ:桜庭和志

この記事では、2014年10月13日(月、祝)に東京の両国国技館で開催された新日本プロレスのビッグマッチ、KING OF PRO-WRESTLINGの観戦記を書いています。序盤戦第3,4試合です。天コジの今後、そして桜庭鈴木の因縁はいったいどうなるのか?

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第1試合から盛り上がっている新日本プロレス両国大会、King of Pro-Wrestling 2014ですが、客席はほぼ満員でした。ただ、ところどころ空いているマス席があったり、2階席もチラホラと空いている席があったので、完全に満員ではなく、90~95%くらいの入りだったのかな、と想像します。
(85~90%の入りに見えた2014年春の両国大会INVASION ATTACKよりは入っています)

 
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新日本両国大会 第3試合:NWA世界タッグ選手権

(チャンピオンチーム)小島 聡&天山 広吉 vs  (チャレンジャーチーム)デイビーボーイ・スミスJr.&ランス・アーチャー

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単調だと思っていたこの組み合わせだけど、だんだんアーチャーやスミスへの声援が増えていて、見ていてそこまで飽きませんね。少なくともサープ社長を見ていなくても楽しめました。(サープ社長、前の試合で退場も、こっそりと客席に戻ってきていました。今回はどういう意図でKESの応援してるんだ?)

試合終盤に小島のラリアットが天山に誤爆して、天山が場外で戦意喪失。孤立した小島は奮闘するも、ラリアットをかわされて、KESのダブルのパワーボムを喰らい、ピンフォール負けで王座が移動でした。

試合後、誤爆をきっかけに、まさかのテンコジが小競り合いを始め、2人は別々に退場していきました。どうなる、天コジ!


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新日本両国大会 第4試合:タッグマッチ

桜庭 和志&矢野 通 vs 飯塚 高史&鈴木 みのる

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飯塚さんは西側マス席後方より登場。私の隣のマス席まで来ました。バラモンと違って害がないので、にこやかに逃げ惑うことができますね。

先発は桜庭と鈴木みのる。みのるは張り手を誘っておいて、桜庭が張り手するとよけてラッシュ。ロープを掴んでも暴行を止めず、レフェリーを突き飛ばし、思わずセコンドのTAKAみちのくが止める始末。それにしてもレフェリーが情けなさ過ぎる。明らかにレフェリー暴行なんだから毅然と反則をとるかしないと。(初心者に説明がつかなくなります)

しかし桜庭がキレて反撃。グラウンドからのサクロックで鈴木を攻めます。今度は桜庭がレフェリーの静止を聞かず、矢野が止めに入る。リング上は矢野と飯塚に変わり、桜庭と鈴木の2人は場外へ。いつものターンバックル剥がしとYTRのポーズをめぐるやり取りの末、矢野が勝利。しかし、鈴木と桜庭は試合そっちのけで延々場外でやりあっています。桜庭退場後も怒りが収まらない鈴木は、ヤングライオンの田中選手をイスで叩く始末です。

…この終わりの無い抗争はいつまで引っ張るんでしょうか・・そろそろ飽きてきてるんですけれど。。

ちなみに、マイペースなモノ同士の対戦ということで、このタッグ(矢野vs飯塚、桜庭vs鈴木)は意外と組み合わせ的には相性がいいのですね。

まだまだその3へ続きます。ここで4試合で1時間でした。次は休憩前のJr王座の3wayタッグ戦です。

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この記事では&新日本プロレスの横浜アリーナ大会&Back To The Yokohama Arena (2014年5月25日開催)の観戦記を書いています。その2です。


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2014/5/25に、大学時代の先輩(プロレス好き)と一緒に新日本プロレスの横浜アリーナ大会「Back to the Yokohama Arena」を生観戦してきました。休憩後の第6-10試合の感想です。

第1試合から第5試合までの感想はこちら(その1)です。



第6試合30分1本勝負 プロレスvs柔術 異種格闘技戦

○桜庭 和志

×ホーレス・グレイシー
[05分33秒]サクラバロック→レフェリーストップ

正直、この試合がコケたら興行全体がヤバいな、、と思っていましたが、桜庭が頑張りました。
いまの新日本プロレスのファンになった若い子どもたちは、10年位前に横アリよりも大きな満員の会場で、桜庭が大歓声を受けていた事を知ってるんでしょうかね。

前半の不安を払拭するような好試合でした。ロープブレイクあったら総合格闘技ってこうなるんだな、という試合で、興味深かったです。場外エスケープしたり道着脱いだりと、相手を道着で目隠しして攻撃とか、桜庭がプロレスならではの自由さを存分に活かして完勝でした。

ただ、5年以上遅過ぎたよね。

桜庭が花道を引き上げる姿をみながら、果たして桜庭は、総合格闘技ブームが去って、引退前に再びアリーナいっぱい(実際は半分位空席だったけど)の観衆の前で試合できるって思ってたのかな、と感慨深くなりました。もう十分頑張ったから、あとは休んでもいいんじゃないかな・・・

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第7試合60分1本勝負 NEVER無差別級選手権試合

(第3代チャンピオン)○石井 智宏

(チャレンジャー)×飯伏幸太
[19分22秒]垂直落下式ブレーンバスター→エビ固め
※石井智宏が4度目の防衛に成功

事前予想だと、ベストマッチ候補だけど、これが興行でのベストだとヤバいよね、という位置づけの試合です。

良い試合だなあ、と思ってみてはいたものの、10分過ぎから期待を上回る名勝負になりました。バッドラックさんとは違って、石井はひとつひとつの動きがいちいち素晴らしい。とくに反撃するタイミングが絶妙。効いてないから即座に反撃、ダメージ大きいけど強がって即座に反撃、ダメージ深くなかなか反撃できない、など、いちいち意味があって、いちいち歓声を上げてしまいます。

飯伏もエグすぎる攻撃といつもの超絶飛び技を織り交ぜ、とにかく噛み合う。笑顔でフルスイングのエルボー連打とか、見ていてハラハラします。

飯伏の頭突きで流血しながらも勝利する石井の姿をみて、両国大会に引き続き、涙してしまいました。チケット代の元が取れる試合でした。

それにしても、試合後に乱入してきた裕二郎にはリアルに怒りを覚えてしまいました。それが狙いだったのでしょうけど、そこまで感情的に自分が怒るとは、本当に石井の試合に入り込んでいたのですね。


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第8試合60分1本勝負

IWGPタッグ王座ナンバーワン・コンテンダーマッチ
棚橋 弘至&○真壁 刀義

×後藤 洋央紀&柴田 勝頼
[17分22秒]キングコングニードロップ→片エビ固め


いまの新日本は本当に役者が揃っているな、と安心する煽りVでした。
柴田が、「後藤のコスチュームがダサい」という発言は背景を知らなかったですが笑いました。確かに荒武者キャラが一貫できてないですね。

意地の張り合いなどあって、そのままどちらかがバレットクラブと対戦するより絶対に面白い試合だったと思います。ただ、試合順が悪過ぎた。あれだけ意地のエルボー合戦を前の試合で見せられてしまうと、もうエルボー何発打ってもインパクトが薄いんですよね。


第9試合60分1本勝負 IWGPインターコンチネンタル選手権試合 プロレスvs柔術異種格闘技戦

(第8代チャンピオン)○中邑 真輔

(チャレンジャー)×ダニエル・グレイシー

[10分24秒]ボマイェ→片エビ固め
※中邑真輔が初防衛に成功


これはマッチメイク面で完全に失敗していますね。3試合前に桜庭のハイレベルなプロレス格闘技を見てしまっているので、それと比べてしまいます。また、終盤に道着を脱いだダニエルが、それ以降、うずくまっている中邑に対し「極められるのに敢えて攻撃をしていない」ように見えてしまいました。

いつもよりあっさり目のボマイエで中邑が勝利。そしてファレが挑戦表明です。ええっ、という感じなのですが、その後の中邑のマイクが素晴らしくて、試合のマイナス分を全て挽回してました。さすが千両役者。

一緒にみた先輩は「あんな滑りそうなマイクなのに、大ウケさせてるのがすごすぎる」と感心していました。

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第10試合 (メインイベント) 60分1本勝負 IWGPヘビー級選手権試合

(チャンピオン)○AJスタイルズ

(チャレンジャー)×オカダ・カズチカ

[26分05秒]スタイルズクラッシュ→エビ固め
※AJスタイルズが2度目の防衛に成功

期待と不安の入り交じるメインです。試合内容は良いのだろうか・・・。セコンドの介入も多かったりと小ズルい展開が多くて、なかなかAJスタイルズのプロレスを見ることができませんでした。

後半になって、双方の打点の高いドロップキックやら、ユニークな動きも見えたのですが、なんと言いますか、観戦疲れというのでしょうかね、いまいち燃えきれませんでした。
一番興奮したのは、バレットクラブが再度乱入してきたときに、石井が助けにきたところですね。

オカダが勝つものだとばかり思っていたのですが、ブラディサンデーからスタイルズクラッシュとたたみかけてて、まさかのAJスタイルズがオカダを返り討ちで、興行としてはバッドエンドになってしまいました。

言葉の壁もあり、試合後のマイクアピールも控えめで、なんだか釈然としないまま帰路につきました。

興行MVPは石井、ベスト試合も石井と飯伏。ワーストマッチはCHAOS対鈴木軍(そもそもCHAOSって何なのさ)、ワーストレスラーはバッドラックファレ選手でした。

あと1回、全体の感想なども書こうと思います。
その3はこちら。

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