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タグ:鈴木秀樹

この記事では、2014年8月3日(日)に後楽園ホールで開催されたプロレスリングZERO-1の興行である「火祭り2014」の決勝戦の観戦記(その2)を書いています。


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友人に招待されて(無料で)観戦したゼロワンの火祭りがあまりに面白かったので、決勝を自腹を切って観戦してきました。観戦記その2です。その1からご覧下さい。


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第4試合 火祭り2014準決勝 30分1本勝負



デーモン植田 対 KAI。さて、注目の対決です。若手からイロモノに変身したデーモンはWrestle-1の外敵KAIにどんな結果を残すのか。煽りVTRが始まります。

取材班がVMとともにデーモンに呼び出された場所は、何故かデーモンの火祭り優勝祝賀会。デーモンはオネーチャン2人をはべらして得意げにしています。しかし、酔っぱらって目覚めたデーモンは縛られて吊るされています。オネーチャンたちはSMの女王様だったようで、ムチで叩かれ、ロウを垂らされ悲鳴を上げるデーモン。女王様に促され、泣きそうな声で「お前を蝋人形にしてやろうか!」という決め台詞を吐いたところで、音楽がスタートしてデーモン植田入場。

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スクリーンには陵辱されるデーモンの姿が垂れ流し。なんじゃこりゃ。


試合は、KAIが優勢になったところを、セコンドが介入してデーモン有利に。前回、佐藤耕平に勝ったときは(デーモン水を多用したとはいえ)セコンド使わずに勝ったのになあ、、と思いつつも、勝ちにこだわる姿勢は支持しましょう。
しかし、満を持したデーモン水(毒霧)はKAIが両腕でがっちりとブロック。


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そのままスプラッシュ・プランチャ(ダイビングボディプレス)でKAIが順当に勝利しました。


○[Aブロック1位]KAI
11分12秒 スプラッシュ・プランチャ→体固め※KAIが決勝進出
●[Bブロック2位]デーモン植田


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第5試合 火祭り2014準決勝 30分1本勝負

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佐藤耕平 対 崔領二、ゼロワンを背負う中堅対決です。ゴングが鳴るなり崔が先制で追い込みます。しかし、耕平も強烈な裏投げとファルコンアローで反撃します。ヘッドバッドで耕平が流血したものの、勝負を制したのは崔。必殺のシドマスを決めてわずか5分少しで勝利します。これで決勝はKAIと崔の対決となりました。

短いながらも見応えある試合でした。


○[Aブロック2位]崔 領二
6分49秒 シドマス→エビ固め※崔が決勝に進出
●[Bブロック1位]佐藤耕平




第6試合 NWA UNヘビー級選手権試合 60分1本勝負

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休憩をはさんでの一発目は、UNヘビー級選手権。
火祭り予選敗退同士によるタイトルマッチ…という位置づけではあるけれど、個人的には注目している2人の対決なので期待は高めです。

試合は全身をペイントしたタマ選手が優勢に進めます。エルボースマッシュで何とか反撃するものの、途中から鈴木選手はグロッキーになってしまいます。しかし、タマ選手必殺のダブルアームパイルドライバーは何とか回避。そして逆転のダブルアームスープレックスを決めて3カウント。


ずっと押されていてあまりダメージを与えていなかったように見えたので、唐突なフィニッシュに場内は反応なし。鈴木選手としては結果は残せたけれど、印象を残せなかったな、という少し残念な結果です。

関本選手と対戦した火祭り開幕戦ではとても良い動きだったと思ったのだけれど、タマ選手とだとまだ良さが出なかったのでしょう。


勝利した鈴木選手は、マイクで師匠であったビルロビンソンに対する感謝を述べ、次回防衛戦にケンドー・カシンを指名。ただ、滑舌が悪くて肝心の「ケンドーカシン」がほとんど聞き取れず、場内ノーリアクション。

ゼロワン見に来る人ならきっとケンドーカシンに反応を示すはずだから、単純にみんな聞こえてなかったんでしょう。あー、やってしまったなあ。


●[王者]タマ・ウィリアムス
8分52秒 ダブルアーム・スープレックス→体固め※鈴木が新王者に
○[挑戦者]鈴木秀樹

セミとメイン(決勝)の様子はその3に続きます。

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(プロレス小ネタの多い舞台の映像版です)

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この記事では、2014年7月13日(日)に後楽園ホールで開催された、プロレスリングゼロワンの火祭り、開幕戦の観戦記を書いています。第3試合と第4試合です。

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ゼロワンの火祭り観戦記、その1に続いて、その2です。6試合しかない興行だけど3回に分けました。(あまりに素晴らしかったので長くなった)

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第3試合 火祭り公式戦 シングルマッチ30分一本勝負



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前の試合の興奮冷めやらぬまま、公式戦2試合目です。

ゼロワン一筋の崔が登場です。彼を見るたびにいつも思うのは「良いレスラーの条件」です。

・身長が高い (180cm後半)
・適度に脂肪がある筋肉質な身体
・全国区の知名度(地上波テレビで有名、等)
・団体の生え抜きで老舗ファンから愛されている

…全て満たしているのに、なぜ崔はいまいちブレイクしないのでしょう!

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この日、崔が対戦したのは、一回り以上小さい、小幡。ゼロワンレギュラーとはいえ、所属ではありません。しかし、観客は、体格面で明らかに分が悪い小幡を応援します。

ただ、この日の崔はとても良かったです。ファーストコンタクトの蹴りで小幡をあわやノックアウト、というダメージをあたえ、その後もスタイナーズのように両腕で小幡を場外に放り投げるという大暴挙!場内騒然です。これは良かった。ただ、小幡に「打ってこい!」と挑発しておきながら、打たれ放題で反撃しなかったりと、若干ちぐはぐな所も見られました。


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那智の滝はかわされる。※武藤理論だと、避けられてもリスクなし。
なお、この日は小幡に2回くらいダイビングフットスタンプを食らってしまった崔でした。

崔が優勢に試合を進めたものの、小幡が両膝を使ったエグい攻撃を連発して、なんと崔に勝利!びっくりしましたが、それも納得できる説得力だったので、こちらも好勝負でした。

崔領二 ● 15分57秒 ダイビングダブルニードロップ→体固め ○ 小幡優作 

今日の崔はふてぶてしくて、良かったです。ただ、試合後に目を押さえていたのが気になります。眼を怪我していないといいのですが。


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第4試合 火祭り公式戦 シングルマッチ30分一本勝負



さて、続いては本日の裏メインともいえる、関本大介 対 鈴木秀樹です。

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今や日本インディー界、いや日本マット界の至宝とまで言える関本大介が、IGFを離脱した注目の大型レスラーである鈴木と激突です。

私は鈴木についてあまり情報を持っていなかったのだけど、面構えとか体格を見る限り、相当な逸材ですね。期待は高まります。

対格差のあった前の試合とは違って、パワーファイター同士の激突となった本戦、鈴木が思いのほか身軽な所やテクニックを見せました。序盤のにらみ合いでスルスルっと膝を地面につけたまま軽快に動く鈴木に「おっ!」と思わされました。
(新日本のタマトンガが良くやる奴です)

関本が基本技で追い込むも、鈴木も粘って、決して一方的な試合展開にはさせません。それにしても、関本は相変わらず凄い。ヘッドシザースで試合を決めようとせんばかりに締め上げたりとか、気合いとか、感心を通り越して思わず笑いが出てしまいます。(決して馬鹿にしているわけじゃないんだけど、笑ってしまう)



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関本のアルゼンチンバックブリーカーをかわして、スリーパーに移行する鈴木。

途中で何故か鈴木の必殺技であるダブルアームスープレックスを関本が繰り出したり、鈴木の執拗な腕十字を関本が持ち上げたりします。(何度も見ている攻防なのだけど、相手もスーパーヘビー級だったので、これは流石にびっくりしました)

最後は鈴木がダブルアームを狙った所を関本が逆に投げ、ラリアット、ジャーマンと畳み掛けて、最後はぶっこ抜き式のジャーマンで見事なスリーカウントでした。
試合後、鈴木は完敗を認めたのか関本に握手を要請。「もう一回!」と言っているように見えました。いやー、素晴らしかった。

関本大介 ○ (17分02秒 ぶっこぬきジャーマンスープレックスホールド)● 鈴木秀樹


背が高くて頑丈なので、鈴木は関本と手が合いましたね。せっかくなので、関本と組んで、関本の一挙一動まで手を抜かずに気合いを入れる精神を学んだら面白そうだな、と思いました。


興奮冷めやらぬまま、10分間の休憩に入りました。この次の試合、やりづらそうだなあ。



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