この記事では、2014年10月19日(日)に横浜市にある横浜スタジアムで開催されたアメリカンフットボールの社会人リーグX-LeagueのCentral地区公式戦、アサヒビールシルバースターvsオール三菱ライオンズの試合を観戦した感想を書いています


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アメフトを見始めて2ヶ月弱。プロレスブログなのに、アメプロ(アメリカンプロレス)をアメフトと書き間違える程度にアメフトにはまっております。週末は生観戦をして、気力と時間が合えば、夜中の1時からNHK-BS1で放送されているNFLを見る日々です。だいぶルールとNFLの選手とチーム名が分かってきました。

さて、気軽な値段(1200円)と近場で観戦できる社会人アメフトのXリーグ。1stステージもいよいよ終盤です。10/19(日)は横浜スタジアムで朝の11時から、11時、14時、17時と、3試合が開催されました。一回入場してしまえばずっと見られるのだけど、寝坊した上に商店街プロレスを見ていたので最後の17時の部、アサヒビールシルバースター 対 オール三菱ライオンズの一試合だけ観戦しました。


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横浜スタジアムでのアメフトの試合、は見づらいかな

横浜スタジアムは私の地元の横浜の球場ということで、小さい頃はよくベイスターズ(当時は大洋ホエールズか横浜ベイスターズ)の試合を親と見に来ていました。でも最近はご無沙汰していたので、入ったのは20年ぶりかもしれません。


ホームベース近辺と外野の一番奥にゴールが設置されていて、ピッチャーマウンドとホームベース付近は芝生が乗せてありました。ラインは少し見づらくて、どう見ても野球場ののまま。やっぱり野球場はアメフト見づらいですね。川崎球技場の方が見やすいなー、と感じました。


シルバースター対ライオンズ、試合経過

第1ラウンド残り1試合で両チームともに2勝2敗。得失点差1点でオール三菱ライオンズが上位。つまり実力は互角。勝ったチームが地区3位となる試合です。

この日は初めて試合開始から見る事ができました。コイントスがあるだけでしたけれど。

先行はアサヒビールシルバースター。順調にファーストダウンを重ねるも、残り52ヤードで4thダウン。長めのフィールドゴールをギリギリ決めて3点先取。続くオール三菱ライオンズも順調に前へ進めてフィールドゴールで3点を返します。まさに一進一退。
その後のシルバースターの攻撃をライオンズがインターセプトして、ロングランを決めて10-3として1Qを終えます。実力伯仲のテンポ良い試合…と思いきや、ここからテンポが落ちました。


第2Qではアサヒビールが長いパスからタッチダウンを決めて10-10に追いつきます。


第3Qでは再びアサヒビールが、ヒョイっと前に出したパスをキャッチしてそのままTD、17-10とアサヒビールシルバースターが逆転成功です。

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ジリジリと時間がなくなるなか、4Qにアサヒビールが値千金のTDを決め、ライオンズは焦ります。


しかし、攻撃を順調に進め、ライオンズもTDをきめ24-17とまだまだ分からない展開に。そして、シルバースターの攻撃になってすぐ、まさかのハンブル成功!ここは盛り上がりました。残り4分程度だけど、同点のチャンス。しかし、ここで再びターンオーバーになり、シルバースターのボールに変わってしまいます。のこり数秒でシルバースターがダメ押しの7点を上げて、試合終了。(残り2分から終わるまでに10分くらいかかった印象)


31-17で、シルバースターがライオンズを降し、Central地区の1stシーズン3位となりました。

両チームともボンボンとパスを乱発しているイメージがあったけれど、どちらも6-7割の精度では決めていて、データで見るとシルバースターの方が2倍くらい多く決めていたので、獲得ヤード数では2倍くらい差をつけていました。

アサヒビールシルバースターのチア・応援について

今日の試合は、一番近くのゲートに入ったらシルバースター応援席だったので、そこで前半を観戦しました。シルバースターを見るのは2回目だったので、前回とおなじチアが踊っていました。肩車してその上にもう1人のせたり(3階建て)と、とんでもない事をやっていました。とはいえ、チアの前って異様にマイクの音がうるさいので、端っこに逃げました。アサヒビールシルバースターの応援は前回と同じでハリセンでした。客席の応援はまばらに感じました。

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ハーフタイムになるとカメラをもったカメラ好きの紳士達がチアの前に陣取り始めました。


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オール三菱ライオンズのチア・応援について

後半戦は三菱ライオンズ側に移動しました。前半終了時点で負けていたので、この日はライオンズを応援することにしました。こちらはアサヒビールに比べると観客の応援が熱心で、大声で声援を送る人や、プレーに一喜一憂するグループ客などが見られました。オール三菱って、三菱電機、三菱重工、三菱自動車、三菱商事など三菱グループの連合なのか、ぐらいに思ってたんですが、帰宅後調べたら、三菱銀行・三菱電機・東京海上(火災保険=三菱系)の3チームの連合でした。工場系のノリかなーと思っていましたが、電機系かつ金融系という色々な特徴もつ集団というわけです。
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ライオンズ応援席から見た景色。シルバースター側はガラガラ。ライオンズ側はもっと埋まってました。


ライオンズ側のチアは、ロングパンツで、髪の毛編み込んでいる人が多くて、肩に担いだりするパフォーマンスをしていました。応援グッズは細長いバルーン。これまでみた3試合すべて、バルーン対ハリセンの組み合わせ。被らずです。


意外に思ったのは、ライオンズではチアが積極的に特定の選手に対するエールを送る事でした(今のプレーはx番のxx選手でしたxx選手コールをお願いします!とか)
以前観戦していたときに「シルバースターはチアと選手が別組織だから全然交流がない」と小耳にはさんだんですが、交流のあるチームだとちゃんとチームだけでなくて選手に声援送るんでしょうかね。

あと、色々衝撃を受けたのが「ライオンズ漫才」なる応援。チアの2人がマイクで選手にまつわる小ネタを漫才風に掛け合いして、それをきっかけに声援を送るというものみたい。良く聞こえなかったので、つまらなかったとか面白かったという感想は無しですが、ライオンズチアはずいぶんと独自な応援をしています。踊りも途中で歌舞伎っぽい動きが唐突に入ったりして、これまで見た5チームの中ではもっともユニークだなと思いました。

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チアリーダー映画たち。

Xリーグ観戦で気づいた、選手のジャージについて

アメフトって、NFLだと背番号だけでなくて選手名がユニフォーム(ジャージ)に書いてあるんだけど、Xリーグだと番号とチーム名だけなんですね。

で、この日観戦していると、コート外にいた選手の周りに3人のマネージャーが集まり、毛布で選手を隠します。後ろの女性客4人組が色めき立って「着替えてるんじゃないの!?」と噂し始めました。すると、すぐにアナウンスが入り「x番の選手のジャージが破れたためy番に交代します。くり返します、x番はy番に交代です」とのこと。なるほど、同じ背番号のジャージ(ユニフォーム)を複数揃えるとお金がかかるから、予備で用意している別の番号のジャージを着たときの救済措置があるんですね。




さいごに、Xリーグ2014、今後の展望
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スコアボードみてびっくり。直前の試合でリクシルがオービックに勝ったのかよ!リクシルDEERSが全勝でCentral地区1位を決めたようです。アサヒビールとの対戦を見た限り、そこまで強いチームとは気づかなかった。。


引き続き、第2ステージもちょくちょく観戦して行こうと思います。実力差が伯仲してくるはずなので、楽しみです。それにしても寒かった。これからのシーズン、暖かい格好で観戦しなくてはですね!


ファッションでないスタジャンの本当の意味をこの歳にして知る。


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